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第165話 海の向こうで喧嘩する

ผู้เขียน: 花柳響
last update วันที่เผยแพร่: 2026-10-20 06:00:59

 景都が帰国して一週間後、遠距離になって初めて喧嘩をした。

 きっかけは、現地テストの延長だった。帰国が二週間ほど遅れる可能性が出たものの、まだ決定ではない。だから私は言わなかった。

 ところが、その話は沙耶からLATTICEへ先に共有された。

 夜の通話で、景都の声がいつもより硬い。

『どうして言わなかった』

「まだ決まってなかったから」

『決まってなくても、帰る日が変わる話なら聞きたかった』

「仕事の途中経過を、全部報告する必要ある?」

『全部じゃない。帰る日の話だよ』

 胸の奥が反発する。

「だったら、私が言う前に沙耶さんから聞いたことまで私にぶつけないで」

『ぶつけたいわけじゃない』

「声がそうなってる」

 受話口が静かになった。

 私も言いすぎたと思った。けれど、ここで早く丸く収めるためだけに謝るのも嫌だった。

「今日は切る。今話すと、もっと嫌なこと言う」

 名前を呼ばれたが、しばらくして景都は「分かった」と言っ
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